まくら先生に相談に来る8割がストレートネック気味の「症状あり」の実情
ここ10年以上、非常に多くの方の枕を作成してまいりましたが、最近顕著に増えてきているのが「ストレートネック」の方です。枕の作成の前に、計測器で首のラインをお測りするのですが、8割くらいの方がストレートネック気味です。 ストレートネックは骨の症状の名称なので、レントゲンでの診断が正式なのですが、計測器でもある程度於ラインは測れるので、「ストレートネック気味」というのは分かります。
ストレートネックの原因はいくつか考えられますが、長時間のスマホやPC作業が大きな原因の一つとされています。 いつも下向きになっていると、首の骨の湾曲がなくなり、前傾姿勢により頸椎が真っ直ぐになってしまいます。首が真っ直ぐになっている状態で、枕の高さが合わないと腰に負担がかかります。多くの場合、高さが高すぎる枕を気づかずに使っていることが挙げられます
ストレートネックが引き起こす症状として多いのは、肩こり、首こり、肩甲骨周りの痛み、くいしばり、自律神経の乱れなどで、これにより悩んでいる方が非常に多いのが現状です。ストレートネックの方は、症状のない方と違い、約5-6㎏もある頭の重さを首と肩甲骨周りの筋肉で支えることになります。このため、常に肩回りの筋肉が緊張している状態になってしまいます。その結果、肩回りの筋肉が硬くなり、肺を圧迫してしまうので、呼吸が浅くなってしまいます。これが自律神経の乱れに繋がってしまうのです。
ストレートネックの方に合う枕や寝具は?
ストレートネックの方は、首の骨が湾曲せずに真っ直ぐなので、高い枕は合いません。 できるだけ首の負担を軽減できるような低めな状態が望ましいです。ただ、これはあくまでも仰向けの場合です。横向きになった時は肩を支える高さは必要になるので、どちらを向いてもその人に合った高さで寝ることができるオーダーメイド枕が最適になります。まくら先生のオーダーメイド枕は、仰向け寝と横向き寝それぞれの場合の高さを変えることができ、左右に比べてまくらの中心がくぼんでいる特殊形状です
ストレートネックの方は、常に肩回りが緊張して張っているので、その張りの加減によって高さの感じ方が変わることが多くなります。できるだけ高さの調整がまめにできることが望ましいので、やはりオーダーメイド枕をおすすめいたします。
さらには、ストレートネックの方は、呼吸が浅くなっている方が多いので、寝具環境も非常に大切です。寝ている間にできるだけ身体がリラックスできる環境にすることで、呼吸がし易くなり身体の緊張をほぐすことができるようにすることをおすすめめいたします。
まくら先生のオーダーメイド枕のラインナップ中でストレートネックの方におすすめなものは、オーダーメイド枕 ミルフィーユとオーダーメイド枕 ミルフィーユ リッチです。この二つのラインナップは、中が三層構造になっていて様々な素材を組み合わせている構造で、高さの調整も最大で14か所でできるので、細かい高さ調整が可能になります。枕の中の高さ調整の部屋が、右・真ん中・左とで完全に分かれているため、仰向き寝の高さと、横向き寝の高さを独立して設定できるのです。この仕組みを使って、ストレートネックの方は、仰向き寝では少し低めに、横向き寝では通常の高さに、枕の高さをオーダーすることができます。また、高さの調整も無期限無料なので、いつでも自分に合った高さでお休みいただくことが可能になります。
寝具に関しても、ストレートネックの方は肩甲骨周りの筋肉が常に張っているので、寝ている間だけでも緊張をほぐすことのできる環境で寝ることが望ましいです。まくら先生のマットレスの中で一番のお勧めはムートンシーツです。ムートンは密度の高い毛で身体を浮かして支えてくれるので、背中の緊張がほぐれて呼吸がしやすくなるので、睡眠中にリラックスすることが可能になります。
寝心地のあらゆる違和感をムートンが吸収 西川 ムートンシーツ ウィル
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まくら先生では、ストレートネックの方にお勧めの枕や寝具をご用意しております。オーダーメイド枕購入前のLINEによる購入前相談や購入後のLINEチャットで常にお客さまに合った寝具環境をお探しするお手伝いをいたします。