肩こりや首こりは、多くの人が日常的に抱える悩みの一つです。デスクワークや長時間のスマホ使用、不適切な姿勢などが原因となり、首や肩の筋肉が緊張し、痛みや不快感を引き起こします。肩こりを軽減する対策はいろいろありますが、意外と見落とされがちなのが「枕」の選び方です。実は、枕の選び方や使い方によって、肩こりの症状を大幅に改善できることがあります。今回は、肩こりや首コリに悩んでいる人がチェックすべき枕のポイントについて詳しく解説します。
枕の高さは合っているか
枕の高さは、肩こり・首こりに大きな影響を与えます。枕が高すぎると、首が前方に曲がり、首や肩の筋肉に余分な負担がかかります。逆に、枕が低すぎると、首が後方に反り返り、同様に筋肉に負担がかかります。理想的な枕の高さは、横向きで寝たときに頭と首がまっすぐな状態になる高さです。仰向けで寝る場合も、首と背骨が自然な曲線を保てる高さが望ましいです。自身の体型や寝姿勢に合わせて、適切な高さの枕を選ぶことが重要です。
枕の硬さ--首がしっかりと支えられているか
枕の硬さも、肩こり・首こりに影響を与える要因の一つです。硬すぎる枕は、頭や首に圧力がかかりすぎて血行が悪くなり、筋肉の緊張を引き起こします。逆に、柔らかすぎる枕は、頭が沈み込みすぎて、首や肩の自然なラインを保てなくなります。適度な弾力性があり、頭や首をしっかりと支えられる枕を選ぶことが重要です。頭の形にしっかりと合っているか？という点でチェックしてみてもよいでしょう。
枕の形状
枕の形状も、肩こりに影響を与える要因です。人は仰向けに寝たり、横向きに寝たりと、寝返りをしてさまざまな状態で寝ていたりするものです。実は、仰向きと横向きでは適切な高さが異なります。横向き寝では、肩幅の分、仰向けより高い高さが必要なのです。仰向きでも横向きでもしっかりと正しい寝姿勢が保てる形の枕を選びましょう。たとえば、以下のような形の枕です。横向き寝の場合は寝返りを打って枕の両サイドに頭が行きます。つまり少し高さが少し高めになっています。仰向きで寝る場合は真ん中に頭を置きます。
枕の使用期間
枕の使用期間も見逃せないポイントです。枕は長期間使用すると、形状が変わったり、弾力性が失われたりすることがあります。これにより、頭や首を適切にサポートできなくなり、肩こり・首こりの原因となることがあります。一般的には、枕は1年から2年程度で交換することが推奨されています。枕の劣化が見られる場合や、肩こり・首こりが悪化したと感じる場合は、新しい枕に交換することを検討しましょう。
まくら先生のオーダーメイド枕は、枕がへたったときに、高さ調整を無料でできる期間がついています。永久無料の商品もあります。枕はメンテナンスが必要なもの。長く使える枕を選びましょう。
「肩こりを改善する枕」はどうなの？
肩こりを改善する枕というものがあります。枕が自分の体型や頭の形にフィットしていないと肩こりが発生します。人の体は千差万別。みんなにフィットする枕はありません。肩こりに悩んでいる方は、しっかりと自分に合ったオーダーメイド枕を選ぶことが大切です。
専門家に相談も
肩こり・首こりに悩んでいる人にとって、適切な枕の選び方は非常に重要です。枕の高さ、硬さ、素材、形状、使用期間などをチェックし、自分に合った枕を見つけることで、肩こりの症状を大幅に改善することができます。
首や肩のラインにフィットしやすい枕は、筋肉の緊張を和らげることができます。枕の専門家に相談するのもよいですよ！
