ぐっすり眠れていますか?もし朝起きたときに頭痛がしたり、首がこったりすることがあるなら、それは自分に合わないまくらが原因かもしれません。人間の一生の約1/3は睡眠時間。この大切な時間を快適に過ごすために最適な枕選びは欠かせません。この記事では、枕が自分に合っていないと感じるべき8つのサインをご紹介します。あなたの睡眠環境を見直すきっかけにしてください。
起きたら枕の上で寝ていなかった
朝、起きたら頭が枕の上になかったなんてことありませんか?この状態が続くのであれば、あなたの枕が合っていないのかもしれません。使っている枕が合わないあなたは、寝ている間に無意識に枕から逃げているのです。このため、朝起きたときに枕の上に頭がないのです。
いびきがひどくなった
いびきがひどくなったと言われませんか?いびきが出るのは、高さの合わない枕を使っているのも一つの理由です。寝ているときの首や頭の高さが良くないと、気道が狭くなってしまいます。その狭い通り道を空気が通ろうとして、気道の周辺の粘膜が振動して「ガー」といびきが出てしまいます。
しっかりと気道が確保できるような正しい寝姿勢(寝ているときの姿勢)になればいびきは軽減されます。その正しい寝姿勢となるような枕を使うことで、安定した呼吸をサポートし、いびきを起こりにくくすることができます。
いびきにお悩みの方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
肩こり・首こりがひどくなった
肩こりや首こりがひどいのは、枕の高さや硬さが合わないからかもしれません。寝ている間の姿勢が良くないと、血流が悪くなったり、身体に力が入ってしまったりします。これによって、肩や首が凝ってしまいます。
腰痛がひどくなった
腰痛も枕の高さと密接な関係があります。高すぎる枕で寝ている場合、身体の重心が腰にいってしまうことがあります。これによって腰に過度な体重がかかり、腰が痛くなってしまいます。人間の理想的な寝姿勢は、立って「気を付け」してあごを5~10度ほど引いた姿勢が理想です。寝ているときもその状態になるような枕の高さにすれば、腰への負担がなくなります。ちなみに高すぎる枕を使って合わないのは男性に多いように思います。
枕の下に手を入れていた
枕の高さが反対に低すぎる場合、高さが足りてないので、自分の身体で補おうとして、枕の下に手を入れていることがあります。手がしびれてしまい、睡眠の質を大きく損ねてしまいます。
朝起きたら腕がしびれていた
朝起きたら腕がしびれていることはありませんか?合わない高さの枕だと、むりやり体の高さを調整しようとして、横向き寝の時に肩を体の下に入れていたりします。これでは、腕がしびれてしまいます。無意識のうちに快適な寝姿勢を探してしまい、その結果、腕で体を支えてしまっているのです。
頭痛がひどくなった
頭痛は頭への血流が滞り気味になってしまうことで起こります。これも枕の高さと硬さが合ってないことが原因の一つです。枕が自分の首(頭だけではありません)を適正な高さでしっかり支えられていると、頭への血流が良くなります。これによって頭痛を起こりにくくします。
朝起きたら顔がむくんでいた
高さや硬さが合ってないと、寝姿勢が悪くなることはもうご理解いただけたと思います。寝ているときの姿勢が悪いと、リンパの流れが悪くなります。リンパの流れが悪いと、老廃物がたまってしまい、顔や体がむくんでしまいます。
ちなみに、血流は心臓というポンプのおかげでまだ流れやすいのですが、リンパにはポンプがありません。血液は体全体を巡るのに約50秒しかかからないのに、リンパ液が体全体を巡るためにはなんと12~24時間かかります。こう考えると、睡眠中という長い時間の中で、リンパ液が流れやすい状態にしておく必要がありますよね。
心当たりがあれば、購入前チャット相談窓口へ
枕選びは、快適な睡眠への第一歩です。自分に合う枕に出会えていない「まくら難民」の方は、気づかないまま合わない枕を使い続けている方を含めると大勢いらっしゃいます。この記事で紹介した8つのサインを参考に、自分にピッタリの枕を見つけて、質の高い睡眠を手に入れましょう。今夜からでも変えられる小さな一歩が、あなたの毎日を大きく改善するかもしれません。あなたにとって最適な枕で、明日へのエネルギーをしっかりとチャージしてください。
また、枕は使っているうちにへたってくるものです。へたってきたら、再度高さ調整ができる枕を選びましょう。
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