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枕やマットレスが原因?寝ている間に肩こりや腰痛が発生する理由

枕やマットレスが原因?寝ている間に肩こりや腰痛が発生する理由

枕・マットレスなどの寝具環境が腰痛・肩こりの原因になることがある

肩こりや腰痛の原因には多くの原因があります。運動不足・姿勢の悪さ・ストレス・緊張過多・眼精疲労・寝具環境・・・など、他にもたくさんの原因が挙げられます。しかし、枕やマットレスをはじめとする寝具環境が腰痛・肩こりの原因となることがあるのはあまり知られていません。

寝具を選ぶ際、皆さんは何を基準に選んでいますか?

あまり深く考えずにサイズや価格で選んで購入しているのではないでしょうか。でもその寝具、本当にあなたに合っていますか?

寝ているときの理想的な寝姿勢は、立っている時に「気を付け」をし、あごを5~10°くらい引いたものになります。

硬すぎる枕やマットレスで背中や腰が痛くなる理由

では、硬すぎる寝具で寝ると、どんな悪影響があるのでしょうか。
壁をマットレスと想像して、壁に背中をつけて真っすぐ立ってみてください。壁に当たるのは背中と腰、ふくらはぎと、かかとです。背中・太ももの裏からひざの裏にかけてと足首は壁に当たりません。つまり、硬すぎるマットレスで寝ると、背中が浮くことになります。そのため、浮いた部分の体重の圧力を、設置している肩と腰で支えることになってしまうため、寝ている間に自らの体重で、肩や腰を痛めつけていることになります。

また、近年増えてきているストレートネックの方や巻き肩の方も要注意!硬いマットレスに寝ると、肩甲骨が沈むことができないので、寝ている間も巻き肩になります。その結果、肺が十分開くことができなくなり呼吸がしにくくなります。呼吸が浅くなるリスクは「ストレートネックの症状に合う枕とは」のページでもご説明してますが、自律神経を乱してしまう大きな原因になるとともに、寝ている間に身体に力が入るので、歯ぎしりや食いしばりの原因になり、疲れを取ることもできなくなります。これは恐ろしいことだと思いませんか?

柔らかすぎる枕やマットレスで背中や腰が痛くなる理由

柔らかすぎる寝具で寝ることによる弊害もあります。
寝ている姿勢で一番体重の負荷がかかるのは腰です。寝具が柔らかすぎると、腰が沈みこんでしまうため、腰に体重の負荷が集中し、寝ている間に腰を痛めることになります。

寝具が硬すぎても柔らかすぎても、良い姿勢を保つことができません。このため、寝ている無意識の時でも苦痛をどうにかして和らげようとして、体勢を変えるために動くことが多くなってしまいます。

無意識で動くことすらできなくなると、負担の大きい姿勢で寝ることによって、血流やリンパの流れも悪くなり、むくみやしびれ、腰痛、肩こりなどの原因になってしまいます。

背中の筋肉の付き方やウェスト周りのくびれ、沈み込みに大きく関わる体重、骨格など、人によって体形は違います。その人の体重や体格に合った寝具で寝ないと、理想的な寝姿勢で寝ることができなくなります。

  • 理想の眠り

    理想の眠り

    なだらかなS字カーブを維持します

  • 硬すぎる敷きふとん

    硬すぎる敷きふとん

    部分的に体圧がかかり、血行を妨げます

  • 柔らかすぎる敷きふとん

    柔らかすぎる敷きふとん

    腰やひざが曲がり、寝姿勢が保てません

思い込みに注意!自分に合った寝具環境を

今まで多くのお客さまと接してきた中で、ご夫婦やパートナーなど、お二人でお休みになる際に、それぞれに合った硬さで選ばずに、どちらかの方が極度に合わない環境で寝ているケースが非常に多いことに驚きました。

また、既に腰痛持ちのかたが、昔からの思い込みで「硬いマットレス」で寝る方が良いと思い込んでいて、さらに腰痛を悪化させてしまっていたケースも少なくありません。

まくら先生は、お客さまお一人お一人が毎日できるだけお身体に負担のない環境でお休みいただきたいと考えてます。そのため、カウンセリングを通して、その方に合った高さのオーダーメイド枕をお作りし、さらに最適な硬さのマットレスをご提案してます。現状の寝具環境を全て変えるのではなく、今できる対応策も含めて最適な寝具環境を作れるよう、最善方法をお伝え出来ます。店舗では実際にご体感いただくことが可能ですが、オンラインでもLINEチャットの購入前相談でパーソナルフィッティングに近い状況でオーダーメイド枕やマットレスについて、丁寧にご相談しながらご提案させていただきます。

寝具は大事な身体を毎日預ける場所です。
腰痛・肩こりなどが軽減し、睡眠の質も良くするために、安心して身体を預ける寝具環境を作りませんか?